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ブランドマーケティングとは


おはようございます

年見です!


前回は

ブランディングに対する誤解について

話していきました。



今回は

ブランドマーケティングとは?


というテーマなんですけど



ブランドマーケティングは、

これから時代において売上を上げ、


長期的な繁栄を築くための

マーケティング手法になるんですよね。



結論から言うとブランドマーケティングは、

単純な「売上アップ」を目指す

従来のマーケティングとは違って、

「ブランドの確立」を目指していきます。


今の時代は、

どんな業種業界であっても成熟化が進み


基本的な顧客のニーズに応えることができる

商品・サービスが溢れている時代です。




言い換えるなら、

単純な商品力だけでの差別化が

難しくなっているので


どれだけ自社のブランドのファンを作るのか?

という視点が非常に重要になってきます。


ブランドが確立し、顧客がファンになると、

その顧客はその分野に関する情報収集や

競合他社との比較検討をやめて、

自動的にそのブランドを選択するようになります。




ここでポイントなのは、

単純な「売上アップ」を目指す

従来のマーケティングでは、


ブランドのファンを作っていくことは

できないということです。



マーケティングとは

ブランドマーケティングを理解するためには、

まず、マーケティングとは何かを

理解する必要がありますよね。



マーケティングとは一言で言うと

「商品・サービスが売れていく状態を作る方法」


のことです。

とても魅力的なワードですよね



商品・サービスが売れないのは、


・商品、サービスの価値が低い

・商品、サービスの価値が伝わっていない

・商品、サービスの認知度が低い


のどれかが原因です。



商品・サービスの価値が低いとは、

その市場において、希少価値が低く、

ありふれていると言うことです。



例えば、牛丼屋を開業したとします。



この牛丼屋の牛丼は、

全国チェーンのお店の味と比べて

格別に美味しいこともなく、

素材にもこだわりもない。



価格は、全国チェーンのお店よりも

平均して300円ほど高く、


作るスピードも非常に遅い

お店があったとします。



この牛丼屋にお客さんが入らないのは

理解できますよね?




というのも、全国チェーンの牛丼屋の方が、

商品もサービスの質も上だからです。



これをマーケティングの力を使えば、

お客さんが入るようにすることが

できちゃうんですよね。



例えば、まず日本全国にある牛丼屋の


・コンセプト

・ターゲット

・特徴

・選ばれる理由

・メニュー

・サービス

・価格


などをリサーチにかけ、

これまでにないユニークでかつ、


市場に求められるようなポジションを見つけ、

商品開発をします。



例えば、銀座7丁目には

「牛椀」というお店があります。


このお店は、

「牛丼は大好きだけど、チェーンの牛丼店は1人では入りにくい」


という女性でも入れるような

「ワンランク上の高級牛丼」を

提供するお店です。



全国チェーンの

お店の基本的なポジションは

・早い

・安い


なので、それとは全く真逆の

ポジションを取っているお店になります。



このお店のメニューは、懐石料理店の老舗

「東京吉兆」の代表取締役・湯木俊治氏が

全て監修し、国産の黒毛和牛の

A3ランクのリブロースを使用しています。


明らかに、これまでの牛丼屋という

概念を覆すようなお店で、


市場の中でも珍しい存在で、

かつ商品力も高いので、

何の変哲もない先程の牛丼屋よりは

選ばれる可能性が高くなります。




市場をリサーチし、コンセプトを設計し、

商品を開発するという


「価値を創造する」という行為も

マーケティング活動の一環です。



また、商品・サービスが選ばれないのは、

「価値が伝わっていない」ことが原因の場合もあります。



どれだけ商品・サービス力が高くても、

その価値が伝わっていなかったら


新規のお客さんはやって来ませんよね。



例えば、牛椀のような牛丼を開発したとしても、


・ホームページがボロボロ

・牛丼の写真が美味しくなさそう

・口コミが全然ない

・食べログの評価が低い


では、お客さんはやってきません。



この状況を改善するためには、

料理メニューの写真をプロに撮影してもらい、

ホームページをリニューアルし、


既存顧客に口コミをしてもらうなどをすることによって、

改善していくことができます。



この「伝わっていない価値が伝わるようにする」

というのもマーケティング活動の一環なんですよね。



これによっても、商品・サービスが

売れていく状態を作り出すことができます。




ただ、伝わっていない価値が

伝わるように設計をしたとしても、


そもそもこの牛丼屋の存在が

誰にも認知されていない状態であれば、

お客さんが増えることはありません。


特に、開業した当初というのは、

ほとんどお店の認知度はない状態なので、

次にここを拡大していく必要があります。



具体的には、ブログやSNSを使って、

インターネット上で情報発信をしたり

食べログやPPC広告やチラシなどを使ったり


メディアPRを行うことで、

雑誌やテレビに取り上げてもらったりして

認知度というのは拡大していくことができます。



これも、マーケティング活動の一環で


まとめると

価値を創造し、伝え、広めることが

マーケティングなんです。



ブランドマーケティングとは

そして、重要なのは、

マーケティング活動の最大の目的が


「売上を上げること」

だということです。



ブランドマーケティングで実践することは

・市場のリサーチ

・コンセプト設計

・商品・サービス設計

・クリエイティブ制作

・WEBマーケティング

・広告

・メディアPR


など、実践すること自体は

マーケティング活動と大して変わりません。



ですが、ブランドマーケティングは、

「商品・サービスが売れていく状態を作る」

だけでなく、


そのマーケティング活動を通じて

「ブランドを確立していくこと」

を目指していきます。



今日は情報量が多くなってしまったので

続きは明日話しますね!




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