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なぜ、ブランディングが必要なのか?


「ブランディングって何?」

「ブランディングって、どう実践したらいいの?」

「集客や価格競争や採用の悩みから解放されたい」


このようなことを感じたのでは無いでしょうか?


これからの時代、

ブランディングに成功する会社・個人と、

失敗する会社・個人とで二極化していきます。


ブランディングに成功すれば、

相場よりも遥かに高い値段でも

顧客から選ばれ続け、

安定した集客と売上が約束されます。


また、理念に共感した

優秀なスタッフも集まり、定着していきます。


一方で、ブランディングに失敗すれば、

価格競争に巻き込まれ、集客は常に不安定。

スタッフも集まらず、定着もせずに、

倒産に向かっていくということになります。


これはこらからお送りする

マガジンの本編でも詳しく話しますが、

ブランディングは、大企業や高級品を扱っている

企業・個人だけが必要なものではなくて、

業種業界も規模も問わず、必要になります。


ブランディングは、自分で事業をするという

全ての方にとっての必須科目です。


ですが、意外とこの

・ブランディングとは何か?

・ブランディングってどう実践すればいいのか?

ということを分かりやすく

説明できる人はいないと思います。


このマガジンを毎日読んでいただければ、

前提知識が0の方でも、ブランディングについて

体系的に理解できるようになり、

実践できるようになります。


何か事業をされていて、集客や価格競争などの

悩みを抱えられている方は非常に多いと思いますが、


こんな経験ありませんか?

・営業活動に時間がかかる

・価格競争に巻き込まれている

・自分の価値を伝えきれない

・知名度がなかなか上がらない

・広告費を効果的に使っているか分からなくなってきた

・競合がどんどん違う手法で攻めている

・差別化ができていない

僕も同じでした。


高校を卒業後、新卒で入社した大企業を2年で辞め

Webマーケターとして20歳の若造がフリーで活動し始めるのですが

周りを見渡せば実績も経験もある百戦錬磨のプロマーケターばかり

おまけに20歳の若造の話を聞いてくれる事業者なんて一人もいませんでした。


いざ、案件を頂いても無理難題な案件ばかりで

上場を目指している企業との商談では小馬鹿にされる始末。


「馬鹿にされるために仕事をしてるんじゃない」と

心の底から悔しい思いを山ほどしてきました。


そんな時に僕は上手くいっている海外企業

Apple、P&G、アマゾン、テスラなどを分析していると

とある共通点に出会いました。


それは「ブランディング」です。


「ブランディングができれば、

集客や価格競争の悩みから解放されて、

自分のことを本当に必要としている人から選んでもらえる」


そんな言葉に心躍らして、毎日睡眠時間は2時間、

毎晩子どもを寝かした後に

明け方までブランディングについて必死に学び、

ブランディングに成功する様々な企業も研究しました。


そして、試行錯誤しながら、

ブランディングを実践していくと、

目に見えるほど明らかな変化が現れました

・SNS、メールでのお問わせの通知が比べ物にならないほど増える

・営業せずとも、仕事の依頼が全国からやってくる

・あなただからお願いしたいと言われる

・相場よりも高い価格でも選ばれる

その後、この経験を生かして、

様々な方にもブランディングの方法をお伝えしてきましたが、

業種業界、規模問わずに使えることが確信しました。


ブランディングを実践して、

ブランドを確立できた方は漏れなく、

集客や価格競争や採用などの悩みから解放されています。


そしてクライアント様から「ありがとう」と言われた時に

「命を燃やす仕事はこれだ」と確信をしました。

当時の僕のような悩みを抱えている方や、

ブランディングに興味があるという方に、

少しでもこの記事がお役に立てると幸いです。


ブランディングは、今となっては、

事業を行う上で欠かせない

ビジネス上の戦略となりました。


では、そもそもなぜ、ブランディングの必要性が

声高に叫ばれるようになったのでしょうか?


それには

・選択肢過剰の時代

・機能的価値のフラット化

という2つの理由があります。


まず、最初の理由が、

現代が選択肢過剰の時代になったからです。


選択肢過剰の時代とは、何を選ぶにしても、

選択肢が多すぎるという時代です。


例えば、渋谷で美容院を探そうとします。


全国の美容サロンの情報が集まる

「ホットペッパービューティー」というサイトで検索すると、

あり得ないほどの美容院の情報が出てきます。


10件20件の話ではなく数百件、数千件の話です。

そんな数の中から消費者に選んでもらえないと、

生き残れないという時代な訳です。




消費者の頭の中にある

「お洒落な雰囲気の空間の中で、

プロの美容師がカットやカラーやパーマをしてくれる」


という普通の美容院のイメージしか

抱かせることができなければ、選ばれることはありません。

理由は簡単です。

「他のお店との違いがよくわからないからです」


そういう場合は、名前も覚えられませんし、

ブランドとしてのイメージすら抱かれず、

記憶から忘れ去られます。


だからこそ、ブランディングによって

「自分のお店は、普通の美容院とは何が違うのか?」


ということを明確にして、伝える必要があるのです。


これが伝えられなければ、

簡単に価格競争に巻き込まれます。


なぜかというと、価格という

「数字」は誰が見ても分かる違いだからです。

ですが、それは安易なお客さんの呼び方です。


価格を変えるくらいは誰でもできるので、

結局、最終的には価格競争の

泥沼から出てこれなくなって、店は潰れます。



今の時代は、ブランディングなしでは、

ビジネスは成立し得ないと言っても

過言ではないでしょう。

インターネットがない時代は

そうではありませんでした。


そもそも、これほど瞬時に、

網羅的に情報を収集するための手段もなかったので、

選択肢も生活範囲の中で、目に入る数軒でしょう。


そんな時代なら、そこまでブランディングを

意識しなくても選ばれていたと思います。


地域密着型のビジネスですらそういう状況なので、

全国を商圏にしたビジネスでは、

それよりも激しい競争が繰り広げられています。



機能的価値のフラット化

また、ブランディングの必要性は

「機能的価値のフラット化」

加速化したことによっても高まりました。


機能的価値とは

商品・サービスが提供する

「機能」に対する価値のことです。


例えば、美容院であれば

・カット技術

・カラー技術

・パーマ技術

といったプロの美容師としての

スキルのことになります。


機能的価値のフラット化とは、

この機能的価値だけで違いを生み出すことが

難しくなっているということです。

美容師を例に取るのであれば、

「このお店でカットして、最悪の髪型になった」


というようなことって

あまりないと思います。

それは業界の成熟度が上がり、

技術が底上げされて、更にいうと

その技術が専門学校などで学べる時代になったからです。


細かく言えば、プロの技術の差は

あるとは思いますが、素人には分かりません。


「プロとして確かな技術がある」


という機能的価値の高さだけ主張していても、

簡単に価格競争に巻き込まれます。

例えば、「ホームページ制作」という商品もそうです。


「ホームページ」が世の中に出始めた頃は、

簡単なページが作れるだけでも、

100万円以上の価格で取引されていました。


ですが今は、

そのレベルのホームページであれば、

5万円以下か、もしくは

「Wix」や「WordPress」といったサービスを使えば、

素人でも無料で作れてしまいます。


「ホームページが作れる」という技術の価値は、

業界の成熟度とともに下がったというわけです。

機能的価値だけで、

勝負していても、上手くいきません。


これはどの業種業界でも

起こっていることです。


だからこそ、

ブランディングが重要になってくるのです。


ブランディングは言い換えるなら、

価値を高める手法です。


価値には

・機能的価値

・感情的価値

の2種類があります。


人は機能的価値という

論理性だけで商品・サービスを選びません。


感情的価値の高さによっても、

商品・サービスを選びます。


例えば、iPhoneを思い浮かべるのが

分かりやすいかもしれません



iPhoneが人気な理由はスマートフォンとしての

機能的価値の高さだけではありません。


そのデザイン性の高さも人気の理由です。

デザインは感情的価値の一つです。


ブランディングを実行していくことで

・機能的価値

・感情的価値

という2つの価値を

総合的に高めていくことができます。


だからこそ、ブランディングは、

今の時代に求められているというわけです。


今回はブランディングの概要について

説明してきました。


ブランディングを意識してやっていかないと

価格競争に巻き込まれ

利益率の低下、売上の低下

結果、潰れる道を辿ることになります。


必ず、ご自身のビジネスで

ブランディングを取り入れていきましょう!


明日のマガジンでは

そんなブランディングのメリットについて

話していきたいと思います。


楽しみにしていてくださいね!



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